最終更新日 2024年10月11日 by egetpr
貸切バスは、一台のバスを観光などの目的で手配をすることができ、一人から二人の乗務員、バスガイドが付くサービスです。
大抵は小・中・高などの修学旅行で学生向けで利用されることも多かったり、他にも遠足での利用も考えられます。
それ以外にもスポーツなどの大会、研修などでの利用も存在します。
社会人になっても社内旅行で利用されることも多い
社会人になっても社内旅行で利用されることも多く、大人数の輸送に最適で鉄道では行きにくい観光スポットへ行くのに適しております。
他にも慶弔などでの送迎での利用も考えられ、短時間の利用でも貸切バスを活用することも存在します。
もっとも大人数の移動では便利なバスですが、その料金体系はバスが走った運行距離と運行にかかる時間を元に計算された料金になります。
ただ基本的にそのサービスを行う各社により料金は自由に決めても良いですが、規制の対象にもなっているため、政府によって上限や下限が存在します。
つまりその上限と下限の範囲内に収まるように、バス会社は料金を決定しなければならなくなっております。
乗務員の過酷な労働を問題視する傾向が強くなった
最近になって、観光バスによる悲惨な事故が多発した経緯もあり、乗務員の過酷な労働を問題視する傾向が強くなりました。
しかもバスの安全整備もしっかり行う必要性もあり、バスが横転などすると悲惨な事故が起きる場合も多いので、それを防ぐ上でも厳しくなっています。
例えば今までは一人の乗務員によって貸切バスの往復を行っていたところ、距離や時間によっては乗務員を二人にすることを義務化されております。
さらに運行前のバスの安全点検においても2時間行うことを義務化して、それも料金に含める形になっています。
そのため以前のように貸切バスを手配する上では、料金も一気に高めに設定されることになったのは言うまでもありません。
特に30分の短時間の利用の場合でも、5時間利用の料金とほぼ同じになってしまい、短時間の利用がためらわれるという事象が起きております。
さらに深夜にバスを走らせる場合には、割増料金が発生することにもなったため、以前よりは手配がしにくいのも事実です。
まとめ
ただ貸切バスの需要は旅行がブームになっている場合には、観光スポットへ自由に行けることもあり無くなることはありません。
もっとも現在はコロナの問題も生じており、団体での移動は嫌悪されがちですが、その問題が解決するとまた需要が起きることは想定されます。
また海外からも旅行客が訪問するなどすれば、バスでの移動を必要とするのは間違いないです。
参考サイト
・大阪 貸切バス