最終更新日 2024年11月19日 by egetpr
女性の中には毎日のようにパンストを着用している人も多いことでしょう。
特に仕事をしている女性にとっては必需品と言えるものですが、場合によってはすぐに伝線してしまったり、破れてしまうことに悩んでいる人も多いものです。
できる限り長持ちさせるためにも、基本的な洗い方や傷めないことなどをつかんでおきましょう。
パンストの基本的な洗い方
基本的にパンストはポリウレタン糸とナイロンの糸を編んで作られているものであり、非常に薄くてデリケートなものです。
洗い方としては、手洗いと洗濯機の二つの方法に分かれます。
まず最初にお気に入りのものや飾りがついているものの場合には、手洗いをするのがよいといえます。
手洗いをすることによって丁寧にきれいに洗うことができ、やさしく生地を傷めないように気をつけながら洗うことができます。
また飾りがとれたりすることも防ぐことができるでしょう。
しかし手間がかかり手荒れの心配がある、洗剤が残る可能性があることなどがデメリットとなります。
手洗いをする手順
手洗いをする手順としては、まず最初に30度ぐらいのぬるま湯を用意します。
この中に中性洗剤を溶かし、パンストを入れたらやさしく押しながら洗って行きます。
この時にごしごしとこすらないように十分に注意しましょう。
洗い終わったらやさしく丁寧にすすいで脱水をします。
しっかりと脱水をするからといって、この時に引っ張るのはやめましょう。
きれいに折り畳み押しながら絞っていくことが大切です。
飾りがついている場合には、この部分に力がかからないようにタオルに包んで吸収することで、しっかりとした脱水効果が得られます。
洗濯機を使うメリット
手洗いするのが面倒だという場合には、洗濯機を使うことになります。
洗濯機を使うことによって簡単に洗うことができ、洗剤もきれいに流すことができます。
しかしネットに引っかけてしまう可能性があったり、ネットから飛び出して生地が傷んでしまうケースがある、そのほかにもしわができやすかったり、飾りが取れやすいなどのデメリットがあります。
非常にデリケートな素材でできていますが、もちろん洗濯機で洗うことも可能です。
洗濯機で洗う手順について
手順としては、まず最初に目の細かいネットに入れましょう。
ネットは100円均一のお店でも売られているほど安価なものなので、必ず使いたいところです。
ネットに入れる際に特に裏返しにする必要はありません。
洗剤を使う場合には中性洗剤を選びましょう。
この時に柔軟剤を使用することによって、着用する際に滑りが良くなり伝線しにくくなるでしょう。
脱水まで終わったらネットの中から取り出します。
この時にファスナーにひっかけやすくなっているため、取り出す際には十分に注意しましょう。
やさしくしわをのばし陰干しで乾かします。
傷めないように洗うコツ
手洗いでも洗濯機で洗う場合でも、どちらにもメリットもあればデメリットもあることがわかります。
とはいえ工夫次第で、どちらの場合でもデメリットを解消することができるでしょう。
傷めないように洗うコツとしては、まず第一に中性洗剤を使うことです。
特におしゃれ着洗い専用の洗剤を使うのが有効です。
また漂白剤は使わないようにしましょう。
漂白剤を使った場合には、素材が傷んでしまったり、色が濃いものの場合には色あせや色落ちする可能性もあります。
そしてネットに入れる場合には、1足のみ入れるようにしましょう。
パンストはかさが小さいためネットにまとめて入れたくなるかもしれません。
しかしネットに入れる時には1足とします。
まとめて入れた場合には、パンスト同士が巻き付いてしまったり、伝線や毛玉を作り出す原因にもなってしまいます。
パンストの干し方
そして干す場合には基本的には陰干し、もしくは室内干しを選びます。
素材にはポリウレタンが使われていますが、このポリウレタンは熱や紫外線に弱い特徴があります。
そのため直射日光が当たらないように陰干しにしたり、室内干しで風通しの良い場所に干すようにしましょう。
そして干す場合にもポイントがあります。
パンストを傷めないようにするためには、干し方が非常に重要です。
それはウエストの部分を上にして干すことです。
これにより型崩れもしにくく、伸びも防ぐことができます。
ウエストの部分を下にしてしまった場合には、重いゴムの部分が下に来るので重みで伸びてしまいます。
またゴムの部分に水分がたまり乾かすのにも時間がかかってしまうでしょう。
このように洗い方や干し方がわかりましたが、デリケートな素材なので毎日洗ってもよいのかと気になる人もいるかもしれません。
まとめ
一度履いたら洗濯する人が多いですが、場合によっては何回か着用してから洗っているという人もいます。
しかし足は汗をかくパーツであり、靴下と同じような感覚であるため、一度履いたら洗濯するのが通常と言えるでしょう。
少しひっかけただけですぐに伝線してしまうものであるため、洗濯には非常に気を使うことでしょう。
しかし手洗いでも洗濯機でも少しの工夫を取り入れることによって、生地を傷めるのを防ぎ、長持ちさせることができます。